イギリスのSFコメディ映画として名高い「銀河ヒッチハイク・ガイド」ネタバレ付き感想
銀河ヒッチハイク・ガイド
とりあえず、何も考えずに見たいときに見る映画。
頭を使わずに観れる、SFコメディ映画です。何度も観ているのですが、考えて観たことが無いので、深い話は書けないです。原作があるそうなので、読んでみたいところです。もしかしたら、原作を読んだら何か分かるかも…原作を読んでから考察しようかな。いつになるか分かりませんが。
この映画を初めて観たきっかけは、「英国映画観たいな」と思って検索をかけて、気軽に観れる傑作コメディ(みたいな感じで)紹介されていたからです。
マーティン・フリーマンが主人公ということで、「じゃ、観てみようかなー」くらいの気持ちで観たと思います。(余り覚えてないです)
英国映画、私の中で当たりが多いです。
英国映画の絶妙に淡々とした雰囲気が私好みなのか。
日本に渡ってきている英国映画は厳選されているから面白いものが多いのか。
それとも、私が英国俳優の顔が好みだからなのか…。
(この映画はアメリカとイギリスの合作ですが、原作はイギリスのものなので、殆ど英国映画だと思ってます)
兎に角、映画「銀河ヒッチハイクガイド」面白いです!
この映画は、爆笑というよりはクスッと笑える感じです。
そう言って、ハードルを上げて良いか悩む内容ではあるのですが…。
コメディ映画って人によって笑いの沸点が違うだけに、他の人に薦めにくいですよね。
以下、ネタバレあります
①突然破壊される地球
映画の始まりは、主人公のアーサーの家が高速道路工事に邪魔だという理由で「立ち退き要求→拒否したが壊される」という場面から始まります。
落ち込む主人公。そこに友人のフォードが現れ、今日地球が破壊されると言う無茶苦茶な発現をします。混乱する主人公は、共に地球外に脱出。地球は、主人公の前であっけなく破壊されます。
理由は
「宇宙バイパス建設に地球が邪魔だから」
「前々から通知してましたから」
お役所仕事な回答。ここの部分も、皮肉っぽくて好きですね。
②銀河ヒッチハイクガイド
銀河ヒッチハイクガイドは、作品の中でも本として登場します。どんなことをしても壊れない優れもの。銀河をヒッチハイクする為の参考書として全宇宙で爆発的ヒットを記録した本です。
頭の固い&悪い地球人向けに、物語風の本として発売されているようで(笑)
主人公は、この銀河ヒッチハイクガイドを手に、宇宙の旅に放り出されます。
③さよなら、いままで魚をありがとう
何それ?という感じですが、この映画に出てくる曲の題名です。私のお気に入り曲です。この映像を観れば、この作品の世界観が分かると思います(笑)
さよなら、いままで魚をありがとう(So long and thanks for all fish)
So long and thanks for all the fish - Hitchhiker's Guide (HD)
日本語字幕版も見つけたので、リンクを貼ります
さようなら、いままで魚をありがとう(So Long and Thanks for all the Fish) (sm11846264) をアカウントなしで見よう! | NicoGame
④ロボットのマーヴィンは魔法界と関係あり?
マーヴィンは、とても頭が良いのですが、それ故か常に悲観的。マイナスな発現しかしない。被害妄想の気があり、基本的に絶望してます。
彼は試作品(プロトタイプ)であるため、人間の典型(プロトタイプ)である「根暗」な性格をしているらしいです。このあたりも、皮肉とギャグが含まれています。
英語でのオヤジギャグ的な部分があるなら、英語版で読んだ方が良いのか?とか思ってしまいます。それが、尚更原作を読む気持ちを遠ざける訳ですが。
こういう場所で「原作読みます!」と公言しておくと、少しは読む気になる(かも知れない)。
「マーヴィン」は、真ん丸フォルムが可愛いです。
トコトコ歩く姿が可愛い!
この映画のマスコットです。癒し系。
中の人は、ハリーポッターのフリットウィック先生役で有名なワーウィック・デイヴィス。
マーヴィンは前かがみ(頭を前に傾けている)姿勢が多いので、ワーウィック・デイヴィスの首は大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまいます。
そして声は、同じくハリーポッターからスネイプ先生役、アラン・リックマンです。
渋くて良い声なのに、発言も声も暗い…!声が低いだけに、根暗な感じが際立っています。
今度、ハリポタの感想も書こうかなと思います。ハリポタシリーズは、銀河ヒッチハイクガイド(と他数本の映画)と並び、私が暇な時に観るお気に入り映画の1つなので。(ハリポタは、原作も読んでますよ!一応主張しておきます)
⑤人生、宇宙、そして全てについての答えは…?
「人生(life)、宇宙universe)、そして全て(everything)についての究極の答え」を計算するスーパーコンピューター(ディープ・ソート)。750万年かかって出した答えは…
何と「42」!
そうか、42か!なるほど!?
この部分、好きですね。究極の答えを期待して、肩透かしを食らう感じが良いです。いや、全ての答えなんて、計算で答えが出せる物じゃないんですよ!きっと
因みに、原作者のダグラス・アダムズは、意味のない平凡な数字を当てはめたそうです。
ハチャメチャSFコメディ映画
「銀河ヒッチハイクガイド」
クスっと笑えます。 おすすめです